精油の中でも好きな香りのひとつ「ベチバー」

ベチバーのことをもっと知りたくて、珍しい講座をみつけたので
参加してきました。
この講座があることを知った時、ベチバーを専門にされている方の
存在を初めて知ったので、わくわくがとまりませんでした
ですが、すでに講座の申し込みは空きがなく、次の講座開催まで
少し時間があき、数ヶ月を経て、参加することができました。


ベチバーとは?
イネ科の植物、学名:Vetiveria zizanioides
根っこを水蒸気蒸留法という方法で蒸留し、抽出されます。

インドやスリランカが原産で、精油の生産国はインドネシアや
レユニオン島です。

アロマセラピーを学び立ての頃、勉強して頭にあるイメージは、
深い鎮静効果があり、不眠に使えるということ。離別や死別にも
心深くに響き落ち着き癒やされる香り
と感じます。(合わない
方もいらっしゃると思います。)抗菌や抗炎症にも適していて
空気の浄化にもいいものです。ほかにも色々あります。
香りは土のイメージです。


今日のお話は…
ベチバーは、お祈りの時の薫香にも用いられ、ブルボン島ではハーブティ
として飲まれていたそうです。お釈迦様の薬箱に入っているとインドの
教典にも記されているハーブで、南インドで薬草として使われ続けてきた
歴史があります。アーユルヴェーダのこともちらっとお話が聞けました。

ブルボン島は、現在「レユニオン島」とよばれています。
精油のことを学んでらっしゃる方だと、レユニオン島という名前に
世界地図が頭にピンっと出てくる方もいらっしゃるかと思います。
そうです、ゼラニウム精油の生産地で覚えていた名前。

ゼラニウム精油には、ゼラニウムブルボンやゼラニウムブラジルなど
よばれるものがありますが、ベチバーもベチバーブルボンとよぶんですね。


そして、一番聞きたかったこと、このベチバーを日本で栽培している
という話。珍しい国内産のベチバーは、福岡県の八女市星野村という
なんとも神秘的な響きの地で、研究が始まり、栽培が始まったそうです。

神聖な香りのベチバーハーブウォーターやハーブティを商品化して下さって
いて嬉しいかぎりです。早速持ち帰ることができ、部屋にスプレーし自分
も体をくぐらせ、空気ともども浄化とても癒やされています。
なんせ、土の香りのイメージですから自然を感じずにはいられません。


ハーバルセラピスト.ベチバー蒸留師
片山恵理先生の会社のホームページはこちらです
http://sanosa-japan.com/
興味がありましたら、ベチバーを感じてみてください。


ベチバーのこと以外にも、お話や芳香蒸留水の蒸留体験と盛りだくさんでした。
片山先生は、バッチ財団登録プラクティショナーでもあり、バッチフラワー
レメディのお話もして下さいました。

つづきの記事では、芳香蒸留水(ハーブウォーター)のことを書きたいと思います。
その次は、バッチフラワーレメディのことを書こうと思います。




続きの記事
ベチバーのことをもっと知りたくて②芳香蒸留水(ハーブウォーター)のこと
https://fufran.com/2018/01/vetiver-kouza2/
バッチフラワーレメディ
https://fufran.com/2018/01/vetiver-kouza3-bachflower/