体や心の不調、そういえば幼少期の頃から続いている。
成人になり社会人になり、仕事をがんばるけれど、仕事や恋愛などで
壁にぶち当たった時、乗り越えられず、不調が増していく。

この不調はどこからやってきたのでしょう。

もちろん、初めての会社勤めで、仕事や生活環境に慣れず
体調を崩すことは誰にでもあるかと思いますが
ある程度落ち込んだら、また気持ちが上がってくるのが
たいていの人だと思います。

また、仕事ではなく、結婚して子どもが産まれ
子育てをしていく中で、体のしんどさだけでなく
心のしんどさに気持ちがどんどん更に落ち込み
物理的にも心理的にも子育てに疲れきってしまう。
いきいき子育てにもどることができない…





母親からの愛情を受け取れていなかった
母親が思う愛情と、子どもが思う愛情にずれがあった
母親から愛情のない言葉(子どもが愛情ある言葉と思えなかった言葉)
を、ずっと投げかけられていた

夫婦間での言葉の暴力、それならまだ他人なので、離婚にむけて
進むことも解決方法になりうるけれど、それが親子間だったら…
逃げられない…と思い詰めてしまうのではないでしょうか。
縁を切ることもできますが、それができれば悩まないと思います。

悩む期間が長く続くと、体は緊張し続けます。
緊張し続けると、体の反応は鈍くなり、自律神経系、免疫系や
ホルモン分泌系のバランスを崩し不調が続きます。

境界性人格障害(ボーダーライン)をご存知でしょうか

このような方は、遠い存在ではなく、職場だったり、仕事相手だったり
ご近所さんだったり、親や子、兄弟姉妹だったり、身近にいらっしゃる
のではないでしょうか。
性格、という言葉では片付けられない、人格障害のひとつです。

3年ほど前に読んだ本を、読み返しています。

「母に心を引き裂かれて」娘を苦しめる〈境界性人格障害〉の母親
  クリスティーヌ・A・ローソン
  遠藤公美恵 訳



境界性人格障害の母親を、4つのタイプに分け説明されています。


・みなしごタイプ-はかなげな母親
・かごの鳥タイプ-引きこもる母親
・女王タイプ-奪う母親
・魔女タイプ-最も危険な母親



母娘の関係でしんどさがあるかたは
もしかしたら、そうなのかもしれません。いや、違うかもしれません。
ボーダーラインの母親をもつ子どもは、自身もボーダーラインに
なる危険性があるともいわれます。
不安になるのではなく、こういう人もいる、ということを知るだけ
でも、前進できるかもしれないので、ご紹介しました。


だれにでも、親子関係でなんらかの違和感を抱える方は
いらっしゃると思います。性格の違いで合う合わないは
普通です。
それ以上にあまりにもしんどいなにかがあるのだとしたら
専門家にお話を聴いてもらいましょう。


このような母子の状況で、長年の間、体や心の緊張感が抜けない
のかもしれない。でも話をしたり、聴いてもらったりするのは
躊躇してしまう、ということであれば、アロマトリートメントを
受けてみる。そして少し続けてみるのもひとつの方法かと思います。

全身のトリートメントはもしかしたら緊張するかもしれません。
ハンドマッサージの日に、短い時間ではありますが
緊張感をゆるめる練習をしてみてはいかがでしょうか。

次回のハンドマッサージの日は
4月21日(土)です。

子育てで自分の時間が取りにくい方は、訪問アロマも伺っていますので
問い合わせてみてくださいね。ご連絡お待ちしています。