看護師さんや事務の方、他スタッフの方たちにアロマセラピーについて
お話をしてくれませんか?
クリニックに到着して一息していると、師長さんから講座を無茶ぶりされました
人前で話をするのはすごく苦手なのに(;_;)
資料も何も用意せずに、何から話しをしていいのか。どこまで話していいのか。
頭の中が、慣れないことでぐるぐるです。
資料を用意していたとしてもぐるぐるですが。
10名くらい集まって、少しだけお話させてもらいました。
長く話したと自分では思いますが、人からみると少しだけだったに違いないです
精油についてのこと、どんなふうに使うのか、緩和ケアで私がアロマをしていることに
ついてなど。自分の考えをちゃんと話せてたのか、不安が残りますがお話しました。
最後は、やっぱり体験をしてもらいたいので、ハンドマッサージをみんなでしました。
男性も3人、わいわい笑いのひとときとなりました。
緊張しながらも、とっても楽しかったです。
帰りの電車内、雨にもかかわらず着物の女性が前に座っていらっしゃいました。
お疲れのようで、こっくりこっくり船をこいでいます。
その女性は尊敬するアロマの先生にそっくりで、私は気づかれないように
何度も何度もお顔を見てしまいました。
ひざの上においたバッグと紙袋の間にハンドタオルを置かれていたのですが
電車を降りる時立ち上がると、きっと落とされるんだろうな〜と見ていると
やっぱり落とされた。
気づくかな?と思ったけど、疲れた表情で慌てて電車を降りられ気づかず。
隣に座っていた大学生くらいの男子は気づいたものの拾わず
出張で大阪に来た風サラリーマン3人組の一人が気づき、拾ってくれました。
戸惑われているおじさんの手からタオルを横取り、着物女性を追いかけました。
着物なのに人ごみの中、エスカレーターをどんどん上って行ってしまい
上りきって少し歩いたところでたどり着きました。
間近にお顔を見ると、本当に本当に先生そっくりで、驚きです。
とても嬉しそうに丁寧にお礼の言葉をかけてくださり、私も嬉しく感じました。
慌てて乗り継ぎの電車のホームへ戻ろうとすると、わざわざここまで追いかけて
下さったのね〜と、申し訳なさそうに言われた言葉に後ろ髪を引かれつつ
乗り継ぎ!乗り継ぎ!と急いで階段を駆け下り、電車に無事乗ることができ
ほーっ。
あの先生似の女性、着物を着られてどんなことされてる方なのかな〜
思いを馳せながら、先生に「今日はちゃんとアロマのこと話せたの?私は見てるよ」
な〜んて、言われているかのように思えました。