白血球の寿命、赤血球の寿命

ある医師と白血球の寿命、赤血球の寿命のお話になったので
家に帰ってからも調べてみました。
家にある本を見てみると、


白血球の寿命:血管内で約3〜5日
赤血球の寿命:血管内で約120日
血小板の寿命:血管内で約7〜14日

「からだの地図帳」書籍より



ネットで調べてみると、

血球がつくられる速度は、体が必要とする量に応じて調節されます。
正常な血球には寿命があり
(白血球は数時間から数日、血小板は約10日、赤血球は約120日)
絶えず補充が必要です。

「MSDマニュアル 家庭版」サイトより


白血球のうち、顆粒球の寿命は比較的短いようです。
血液中に4~8時間、組織に出て4~5日間は存在
しているようですが、
感染が起こるとそれによって自分自身も破壊されるので、その寿命は数時間ともいわれます。

単球も血液中には10~20時間程度しか存在しないようです。
組織に入ると、組織マクロファージという巨大な細胞になって
数か月から数年間とどまるともいわれています。
リンパ球は組織と血液中を何度も循環し、100~300日の寿命といわれています。
血小板の寿命は10日程度です。

「看護roo!」サイトより





ここ何年か健康診断での血液検査の白血球数値が低く、今年もいつもより低かったので
詳しく知りたい、と今回再検査しに行くことにしました。
血液検査や血圧は日々変化する、とはわかってはいるものの
以前まで基準値内だったのが、毎回数値が基準値外になると少し不安に思えてきます。

今回知りたかったのは、白血球の中のそれぞれの種類の数値でした。

好中球(Neutr)
リンパ球(Lympho)
好酸球(Eosino)
好塩基球(Baso)
単球(Mono)

検査の結果、白血球の数値はなぜか、先日の倍の数値で、基準値内になっていました。
不思議〜〜〜。それぞれの種類の数値も基準値内で、問題なしでした。
血小板数(PLT)が基準値より少し低めでしたが、健康診断の時は基準値内でしたので問題なさそうです。


再検査の診察時、白血球の数値が低くて、と医師に初め伝えると
「ええやん。リラックスして検査受けれてたんとちゃう?」と。

再検査後、数値が倍に上がった結果を見て
「ストレスかかって、上がったんとちゃう?」と言われました。
検査するまでの待ち時間、少なからずの不安、そして結果を待たされることでのストレス
そんなことで、数値が上がった?先日の倍に?

季節や1日のいつの時間帯に検査するとかで、数値って変わりますよね。
今回違う条件はといえば、午前の採血か、夕方の採血。

血圧の検査はとてもわかりやすく変動したりしますが、血液の構成までそんなに変化があるとは
お驚きでした。人間の体って面白い。



白血球が少ないと、免疫が弱くて感染症になりやすいので、風邪に注意しないととか、
風邪でもひいた後なのかな?と単純に思ったりしますが、いつも元気でした。
数が少なくったって、全く無いではないので、一つ一つが頑張って働いてくれれば
うまく連携をとって免疫機能は維持できるのでしょう。

微熱が続くなどの症状がなければ、問題なさそうです。
体、がんばってくれてるな。大切にしないとね。

今回のことで思い出した話、
善玉コレステロール・悪玉コレステロールの数値の話で

数値が良くても、一つ一つの働きが良くなかったら基準値内でも安心できない
というようなことを、聞いたことがありました。
たくさんいいものがあっても、眠ってて働いてくれないものがあるみたい。

検査の「数値」って、単純に当てにならないのだな。
数値だけでなく症状などとが合わさって、病気と判断されるので
過剰に反応しなくてもいいのかなと思います。

だけど、自分にとっての基準値を知っておくのはいいことだと思います。