こどもホスピスのハウス内覧会がありお手伝いに行ってきました。
私が「子どものホスピス」を知ったのは6年ほど前、
緩和ケア病棟でアロマセラピーのボランティアをしている頃に、色々な講座でご一緒させて
いただいた先輩アロマセラピストからお聞きしたのがきっかけでした。
2009年10月、大阪市中央公会堂で『子どものホスピス「ヘレン&ダグラスハウス」交流セミナー』
が開催されることを教えていただき参加したのを思い出します。
医師やヘレン&ダグラスハウス創設者、利用者のお母さま、英国赤十字もみじ代表の方々の
お話を聴き、海外にはこんなハウスがあるんだ〜と、ただただ感動してお話を聴いていました。
私がボランティアに伺っている大人の緩和ケア病棟や、ホスピスとは少し違うものなのだなぁ
ということもわかりました。
それがようやく形となって大阪市に誕生したので、ご近所さんということもあり、少しでもと
お手伝いに行ってきました。
外装もかわいらしい小屋が並んでかわいいのですが、内装はもっと木目調で、ぬくもりある
癒しの空間でした。
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〜こどものホスピスプロジェクト冊子より引用〜
「こどものホスピス」とは、重い病気を持つこども達と家族に遊び・まなび・交流・癒しなど
様々なプログラムを通じてかかわる民間の活動です。
30年前に英国で設立された『ヘレンハウス』で始まり、世界に広がっています。
2009年に『ヘレンハウス』の創設者、シスター・フランシスを招いて大阪で開催したセミナー
では〈Live Deep〉を合い言葉に、その活動に多くの方々から共感の言葉をいただきました。
2010年、シスターフランシスが残した〈Start small(できることからはじめなさい)〉に呼応し、
「こどものホスピスプロジェクト」を結成。
こども達や家族と、訪問、イベントなどの活動を少しずつ行ってきました。
そして、多くの皆さまのご支援のおかげで、2015年「地域が支えるこどものホスピス」開設が現実
のことになりました。
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はじめてのオープンハウスデイは、3月4日(金)と5日(土)に行われました。
大きな部屋、小さな部屋、おもちゃの部屋、ちいさなこども達が遊んだり学んだりする
どんぐりの部屋、学びや中高生が自主的に遊べるこもれびの部屋、ひかりの部屋や、
専門の音楽療法士さんが対応される、おとの部屋など
たくさんのかわいいネーミングの部屋がありました(^-^)
今後ここにたくさんの子どもたちやご家族が訪れ、どんどんこの場所に
息吹が吹き込まれると素晴らしいなぁと思いました。
こどもホスピス
http://kodomohospice.jp
運営団体
一般社団法人 こどものホスピスプロジェクト
http://www.childrenshospice.jp