ハンドマッサージの日
たくさんのかたに受けていただいて
いろんなお話を聴かせてもらったり
お話させてもらったりしました。
本当にいろいろな病気があるものです。
病名を知っていても、詳しくは知らなかったり
病名すら聞いたことのないものだったり。
ご本人も、先生から初めて聞く病名に戸惑い
「どうしてわたしが……」
と、悲しみや怒りや不安に苛まれ、毎日過ごされていて
本当にいろいろと考えさせられます。
1つの病気をあげても、捉え方は千差万別で
ある方は、病気自体の症状などにストレスを抱え
ある方は、病気自体にはそんなにストレスを感じていないけれど
病があることによっての人間関係・お付き合い
暮らし辛さにストレスを抱えていらっしゃいます。
私の取り組むアロマセラピストのお仕事は
お医者さんとは違い、病気をみるのではなく
病気を抱えているそのかたをみて
そのかたに取り巻く様々なストレスを和らげることだと
思っています。
患者さんの立場にたつと、やっぱり「病気を治したい」
「治して下さい」と思ってしまう方が多いのかもしれない。
病気を治すのは、お医者さんかもしれません。
だけどお医者さんにだって治せないこともあります。
もしかすると
病とは、治すことが全てではないのかもしれません。
自分自身の中にある力、自然治癒力や自己治癒力とよばれる力
それを信じる力、受け入れる力、支えていきたい。
それによって奇跡が起こるかもしれない。
あきらめない。
わたしに何ができるの?と思うのですが
力になりたいと思うのです。
治らないと宣告されても、その病気とうまく付き合いながら
自分らしく人生を歩んでほしい。
すごく難しいことだと思うけれど、私のまわりでは
みんな本当にがんばっていらっしゃるかたが
たくさんいらっしゃいます。すごいです。
がんばるのがしんどくなったら、ちょっとだけの休息を
とってほしい。次にがんばるための力をつける時間を作ってほしい。