重度の肉離れをして、1週間前に歩けなかった方が
部活で息子さんがよく怪我をする時に通ってらっしゃる整骨院へ
通い、治療とリハビリで、すぐに歩くことができていました。

重度ということで、筋に部分断裂が二ヵ所あるようでした。
テーピングをしながら現在は適度な運動が行えていました。


挫傷(ざしょう・strain)と捻挫(ねんざ・sprain)

骨格筋、腱の損傷を「挫傷」といい、靭帯の損傷を「捻挫」といいます。

一般に、「肉離れ」と呼ばれる外傷は、専門的には「筋繊維断裂」と診断されるそうです。
筋が急激な伸張により断裂する外傷で、筋が収縮している時に、過度の強度で引き伸ばされ
発生します。 筋腱挫傷には「肉離れ」のほか「打撲」による外傷もあります。


筋腱挫傷の重症度は1度〜3度、簡単に書くと

1度は、軽度なので歩行に障害がない。
2度は、筋繊維一部の断裂、歩行にかなりの障害がでる。
3度は、筋の部分断裂、歩行困難。すぐに専門医に診てもらう必要があるでしょう。



今回のこの方は、二ヵ所部分断裂があるとおっしゃっていたので、3度なのだと思います。

肉離れをしたら、応急処置をして何日も患部を安静にと思いがち?なのですが
素人判断で、ずーっと安静にしておくと、逆によくないですね。
調べてみると、肉離れをしてしまったら、応急処置はもちろん施し、その後2〜3日したら
マッサージや温熱療法を始め、血行をよくしていかないといけないようです。
そして歩いたりも積極的にしたほうが良さそうですね。

五十肩なども、動かさないより動かさなくてはいけないようですし。
痛いからと、ずっと安静にすると余計に悪くなったり、放っておくと、よい筋肉ができずに
再度同じところを肉離れしやすくなるようですよ。

だから、ちゃんと病院へ行って診てもらうようにしなくてはいけません。


応急処置については、「RICE」という方法をとります。

R…Rest(安静)
 患部を安静に保ちます。安静にしないと、負傷部位の組織は更に損傷を受けることに
 なり、痛みや内出血による腫れがひどくなります。

I…Ice(冷却)
 患部を冷やすことにより、痛みを軽減させることができます。浮腫や内出血による腫れを
 抑えます。冷やすことが遅れると、効果は少なくなります。20分〜30分が目安。

C…Compression(圧迫)
 負傷部位を局所的に圧迫します。
 圧迫し過ぎると循環障害を起こすので注意が必要です。

E…Elevation(拳上)
 患部を心臓よりも高い位置にすることで、腫れを抑えます。


のちのちのことを考えると、まずは、応急処置が本当に大切です。
その後の運動もまた、大切ですね。



痛い怪我の話はこのくらいにして…
しかし今日のお外ったら、自転車は寒い(>_<) 今日はすごく寒い!!自転車移動は顏がちぎれそうになりますよね。 汗をかいて爽快ねむた〜い、ぽかぽかな体で、あったかいカッコはちゃんとしたんだけど 汗ばんだ体に外はやっぱり寒い。自転車は寒い。風が痛い。どんなけ寒いと言えば気が済むのか。 歩くってとても良い健康法だと思います。しっかり大地を蹴って、てくてく歩くと 体がほかほかしますよね。 時間が許せば、やはり歩きがいいなと思った今日の寒さでした。