医師や看護師、介護士ほか医療関係でお勤めのみなさま、本当にお疲れさまです。
ほかの業種の方や主婦、お子様や介護の必要な方をみていらっしゃるご家族
大変な時期をお過ごしだと思います。

逆に今は余裕〜〜と感じていらっしゃる方も、先のことを考えると不安になる方も
いらっしゃるかもしれません。


今年に入り、新型コロナウイルスの感染が拡がって、もう4ヶ月目になるなか
東京でも1日の感染報告が100人を越えて、不安も広がるけれど、自粛要請に留まっている。
国は色々な考えがあってのことだと思うので、不安になり過ぎるのは良くないと思う。

けれど、病院関係や介護関係で働く人の中には、不安が強まる人も多くいらっしゃるのだろうと思います。

施設で働いている方は、周りに同じように働くスタッフや、比較的健康な利用者さんがいらっしゃったり
普通に世間話ができる状況があるかもしれません。
スタッフ同士助け合って、気持ちも分かち合って、乗り越えていくことができるかもしれませんが
居宅介護を受けていらっしゃる利用者さん、特に一人で暮らされている方は、周りにちょっとした気持ちを
つぶやくというコミュニケーションができない状況の方も多くいらっしゃいます。

そんな中で、ケアをする側の訪問介護員が訪問先で、1対1で利用者さんへ自分の不安な状況の言葉を
投げかけてばかりいたらどうなるのか?

悶々とする。気持ちが落ち込む。具合が悪くなる。ただでさえ眠れないと感じているのに
緊張感が増してさらに眠れなくなる。

健康な人が落ち込んだ時、復活するのに時間もかからないかもしれないけれど
心身が弱っている方は、復活するのにも時間がかかる。
なかなか気持ちが上がらなかったり、痛みが増したり

考えればわかるけれど、やはり不安の中で職務を続けなければいけない状況の介護員が
思いのまま喋り続けてしまうのは避けたい。

人によっては沈黙が苦手な方もいらっしゃるので、何か喋らなければと言葉が出てしまうのであれば
なんとか違う内容を生み出して、お話ししないといけないですね。
そんな内容が思いつかないのであれば、お話ししないでやり取りに専念して、帰ってから
スタッフと分かち合ってどうしていけばいいか話し合うと良いですね。
お休みが必要ならば、上司にお願いしてみるとかも考えないといけないですね。

不安やネガティブなこと、知らず知らずのうちに利用者さんに撒き散らしていませんか?

ケアする人は、自分の不安や問題を知って、自分をまずは大切にして癒してあげる。
自分を癒す方法をできるだけたくさん見つけましょう。