“ムーブメントセラピー”二回目。
「体の中を感じて動く」という講義と実技です。
からだを感じる方法やリラックスの方法はたくさんあります。
ヨガ、野口体操、野口整体、ボディトーク、アレキサンダーテクニーク、自立訓練法、太極拳、センサリーアウェアネス、フェルデンクライスメソッド等々。
今回の実技は、上のリラックス法の中の“ボディトーク”を実践。他にもお手玉を使ったスウィング運動も行いました。ボディトーク(body talk)とは、増田明氏が野口体操やヨガ、モダンダンスなどからヒントを得て考案したもので「体が様々におしゃべりをする」という意味だそうです。
(ボディトーク協会より)
私たちの体は、例えば胃の調子が悪いと、胃に重い感じがあったり、痛んだりします。つまり存在感があるということです。体は自分の内の様々な変化を、違和感や痛みなどで私たちに知らせようとします。まるで、おしゃべりしているかのように…。この内なるおしゃべりにミズカラ積極的に耳を傾け、五感を研ぎ澄ましていき『生きる勘を養っていこう』というのが、ボディトークなのです。
生きる勘が養われることによって、自分のその時々に必要な動きや行動がオノズカラ出来るようになり、心や体がスッキリと改善されて、人生が充実していきます。
声を出しながら行うことが基本で、動きはとってもシンプル。体操というよりも簡単な動きをするという感じ。座ってするもの、寝転んでするもの、立ってするもの、色々な単純な動作です。単純な動きですが、肩のこりがほぐれたり、手足の稼働域が広がったり、体がぽかぽかしてきます。私はこの“声を出しながら”というのがとても効果的でいいなぁと思いました。
たいていの肩こりや腰痛の人は、パソコンなどに向かい黙々(←まさしく黙って)と作業していたり、パソコン以外でもデスクワークで座っている時間が長かったり、逆に立ち仕事で同じ姿勢が多かったりと、同じ筋肉の緊張状態が続き、からだが固まり、呼吸も浅くなっています。なので、声を出すことで、からだにこもった空気を発散することができ、その際に酸素も取り入れやすくなり、筋肉も動きやすくなるのではないかなと思うのです。
今後、この“ボディトーク”に、もう少し注目してみたいなと思っています。
また進展したらご報告いたします!
そして、お手玉を使ったスウィング運動。
お手玉をひとつ持ち、右手で持ったり左手に持ちかえたり、からだを揺らしながら、腕を振り子のように振りながら、腕を回したりもしながら、うまーいことお手玉を遠心力で落とさないように扱い、体育館の中を好きなように動き回ります。しゃがんだり、立ち上がったり、人とぶつからないように、仲間とふわ〜んと投げ合い受け取りながらも動き回ります(笑)
このような動きって、社会人になってからなかなかできないと思います。だから楽しいのか、幼い頃の無邪気な気持ちを取り戻させてくれます。社会の様々なしがらみを振りほどき、いろんな世代、男女混じってするのが良いと思います。うまいヘタがないので、カッコイイ、カッコ悪いなんてことも気にしないでいいんです。
何か運動をしたいんだけど、スポーツだと上手い下手が気になってしまって楽しめないってことありませんか?(名前が決まっているもの、例えばテニスとかヨガとか)体力がなくてみんなについていけなくって続けられなかったり…。そんな微妙なところで運動を躊躇している方の、運動の場を、そんな教室を開けたらいいなぁと思っています。
こんな教室、行きたい人っているかしら・・・
このような場があったとしても、恥ずかしさが邪魔をして楽しめなかったりする人もいるでしょうか?
だけど“自分のからだを感じること”に集中すると、意外と簡単にできるものですよ。
働きマンで疲れ果てている人は、このような時間をたまに持つことで、また次の活力に結びつくのではないでしょうか?頭や体をこき使ってくったくたな人は、まず、アロマセラピーマッサージなどで人にからだをゆだねることも大事です(^-^)そんな時はケアルームへ来て下さいね♪いつでもお待ちしていますよ。