本当に秋晴れという言葉がぴったりな、天が高く清々しい青空でした。

とてもいいお天気の中、昨年の今頃おじいちゃんは、仏様の家(元)へ戻って行きました。
そして今年とてもいいお天気の中、夫のおばあさんが、大往生をし仏様の家(元)へ戻って行きました。

お寺さんは言いました。
おばあさんは、また新しい旅に出たんだなんて思わないで下さい。
なんの心配もすることのない、家へ帰って行ったんですと。

ご家族のみなさん、とても淋しくなると思います。
「千の風になって」という歌がありまっしゃろ。
私らはこう思うんです。
「光」になって、いつもみんなを照らしてくれていると。

戒名のお話も聞きました。名字がみんな一緒になるんですね。
みんな仏様と家族になるんだ〜。

おばあさんのお骨をひろいながら、こないだ生まれたばかりの、お母さんに抱っこされたあかちゃん
幼稚園の子、小学校、中学校、高校の曾孫達、そして20代、30代、40代の孫達とその伴侶達、
50代、60代、70代のおばあさんの子達総勢50名ほどの家族葬の中、あぁ家族っておもしろいなぁ、
繋がってるんやなぁ、生と死と、ぐるぐると輪廻転生やねんなぁなんてふと思っていた。

秋のこの高ーーい空を見るといつも思い出すだろう。
死んでしまった人は暗い闇の中ではなく、あたたかい光になって私たちを照らし見守ってくれて
いるのね。恥じないようにこの世を精一杯生きなくては。