大阪市の4病院合同の「緩和ケア研究会」に参加させていただきました。
参加者100名を越える大きなセミナーでした。
一般演題で、緩和ケア病棟の現状などのお話を聴き、その後、卒業したアロマの学校の先生による特別講演が行われました。最後には、参加者のほとんどだった看護師さんたちへ、アロマのハンドマッサージ講習の時間が設けられ講習させていただきました。
私が担当したグループのみなさん、とても熱心にマッサージとその説明に耳を傾けて下さって、患者さんを思う気持ちがひしひしと伝わってきました。「ケアしたい」「少しでも患者さんの苦痛を取り除くことができれば…」そんな思いなのでしょう。日々業務に追われる看護師さんたち、お疲れ顔の方もいらっしゃいましたが、手を取り合ってマッサージの練習が始まると、顔がほころびました(^-^)男性も大きな手で小さな女性の手をマッサージ、たまに冗談交えて力込め過ぎたり(笑)とても微笑ましかったです!
現在、定期的に緩和ケア病棟で、患者さんやそのご家族の方にアロママッサージをさせてもらっています。他にも心療内科、透析患者や妊産婦、婦人科の病のケアに病院内や併設された場所で行われているところがありますが、まだまだアロマセラピーを病棟でできるところは少ないようです。今後アロマセラピーが病院内でできるところが増えるといいのになぁと思います。患者さんだけでなく、看護師や医師、もちろん受付などの全ての病院スタッフにも受けてもらえるような場所ができればいいのに。
そのためにできること、大きなことはできないけれど、私ができることはなんなんだろう。できることあるんだろうか?あるとしたらなにから始めたらいいのだろう…。
今後もこのような機会に積極的に参加していこうと思います。
今回、貴重な講演を聞かせてもらい、このような経験ができとても感謝しています。